低用量ピルを飲んでいると何で避妊できるの?

低用量ピルを飲んでいる人、これから飲む人へ。

低用量ピルを飲んでいる観察日記、経口避妊薬の基礎知識。
低用量ピルを飲んでからだにどんな変化があるか? 副作用や副効用について。

低用量ピルを飲んでいると何で避妊できるの?

低用量ピルを飲むとなぜ避妊ができるのでしょうか?

OC・低用量ピルは主に排卵を抑えて妊娠を防ぐ、効果があります。
OC・低用量ピルに含まれる2つの女性ホルモン(卵胞ホルモン・黄体ホルモン)が脳下垂体にはたらきかけて排卵がおこらないようにしてくれます。

脳下垂体?卵胞ホルモン・黄体ホルモン?といわれてもピンときませんよね?あまり聞きなれた単語ではありませんので当然です。

要はOC・低用量ピルを飲むことによって、脳に勘違いをさせて排卵を起こさせないようにするのです。排卵が起きないと精子が子宮に侵入しても受精する卵がないため妊娠することはありません。

そして、ピルを飲むと子宮内膜の環境が変化し、万が一排卵して受精してしまっても受精卵が着床(ちゃくしょう)しにくくなります。(受精卵が子宮内膜に着床すると妊娠してしまいます。

また、子宮頚管(しきゅうけいかん)の粘液を変化させて精子を子宮に入りにくくする効果もあります。

以上のことをまとめるとピルにはこんな作用があります。

  • 排卵を抑制して排卵が起こらなくなる
  • 子宮内膜の環境を変化させる(精子を着床しにくくする)
  • 子宮頚管の粘液を変化させる(精子が子宮に入るのを防ぐ)

この3つの効果によって避妊をより確実にします。

しかし、避妊はできても、性病の予防はできませんのでコンドームは併用することを強くお勧めします。クリニックなどでは結婚している/婚約しているほど信頼できる特定のパートナー以外は必ずコンドームをつけることを勧められます。

性病の感染によって不妊症になってしまったり、がんの原因となることもあるからです。

低用量ピルによる避妊はしっかりと決まった時間に毎日飲むことによって100%により近い避妊効果が期待できます。


女性が自分の性について勉強する機会は日本ではあまりに少ないと思います。病気になってからでは遅いです。望まない妊娠をしてからでも遅いです。

自分(女性)のからだの仕組み、妊娠の仕組み、避妊、性病、がんの予防などについては自分で勉強することで自分を守りましょう。

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